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協賛:フォレスト,アングラーズリパブリック,フィッシングパル佐野,ネイティブ工房,ウラシマヤTOM,メイプルリーフジャパン,カツイチ,有限会社オアシス,株式会社アトリエサブ,UFMウエダ,原田魚類ハクセイ


99-00010 成吉 弘幸

初心者のほうがベテランよりも上位入賞の可能性は大

理釣場と言えば、中央高速沿いの渓流タイプを主なフィールドにしている私にとって、ポンドタイプでマッディーな水質のFP佐野のような釣場は苦手意識が先に立ち、最初は悩んでしまいました。それでもキャスティングを続けるうちに、いくつかの攻略法らしい点に気付いたので、それらについてご説明したいと思います。

ただし、私のルアーフィッシング歴はまだ2年弱で、このインプレッションも、初心者や私と同程度の経験しかない参加者の皆さんに、参考にしてもらえればと考えています。

さて、このワンメイク大会のルールは初心者の方が有利なのにお気づきでしょうか。
その理由を詳しく申し上げると長くなりますが、たとえばベテランになればなるほど自分の得意のルアーにこだわり、それを使いこなす技術には優れていますが、普段使っていないルアーを渡されて、いつもどうりの結果が出せるかは疑問です。そんな状況で釣れなければ精神的なストレスはつのるばかりで、結果として既成概念の枠にとらわれない初心者のほうが、良い結果を残すことができる訳です。
過去2回の大会でも多くのベテランアングラーが涙を飲んだ事実が、そのことを如実にものがたっています。とは言え、ただ漫然とキャストを続けるのではなく、そこに一工夫くわえることで、より上位に入賞することができるでしょう。

 私ならこう攻める!

その日のヒットパターンを早く見つける

釣を行った9日のFP佐野はそのマッディな水質のため、池の深さや水中の様子はまったくわかりません。そのため魚は回遊しているのか、定位しているのかも不明でした。(狭くて、深いという事前情報あり)
取り合えずカウントダウンして各層を探っているとき、反対岸の際にスプーンをキャストし、約50cm程リトリーブしてからカウントダウンを始めた瞬間に、最初のヒットがありました。
そこで、かけあがりに魚が定位していると仮定して、そこに沿うようにスプーンを泳がせているうちに、この池のかけあがりはフラットではなく階段状になっていること、そして仮定どうりに階段の際に魚が定位していることがわかりました。(回遊している魚がいないと言う訳ではありません)
その後は対岸の際にスプーンをキャストし、見えない階段を頭でイメージしながらストップ・アンド・ゴーとフォール・アンド・リフトを折り交ぜて、なるべく水底の凹凸に沿うようにルアーを泳がすことで、その日のヒットパターンをつかむことができました。
本番当日にこのパターンが通用するかはわかりませんが、水中の様子が黙視できない上に限られた時間内での勝負なので、ワンキャスト・ワンキャストを無駄にせず、見えない魚の様子をイメージしながら、可能性の高いパターンから試して、いち早くヒットパターンを見つけることが重要です。
もしもイメージするのが困難で、ルアーコントロールに自信がなければ、周囲の釣れてる人を観察し、せめてどのルアーを使っているのか、ルアーは上のほう(表層)を泳がせてるのか、沈めて(低層)泳がせてるのかを真似してください。
そして自分のヒットパターンを見つけましょう。

一つのパターンにこだわらない

会本番は限られた時間とはいえ、午前と午後の合計で競い合うため、午前中のヒットパターンが午後も通用するとは限りません。
人間というのは一度成功体験を味わうと、それにこだわってしまう傾向があります。(私自身がそうなのですが)
しかし一度ヒットパターンをつかんでも、状況が変われば通用しないものです。限られたルアーの中で常にタイムリーなヒットパターンを模索するために、ルアーチェンジはまめに行い、最初釣れなかったルアーも恐れずに何度でも使ってみましょう。
水温や光・魚のスレ具合により(それ以外の要因によっても)魚の活性は変化し、ヒットする魚の泳層も上下しますし、ヒットパターンも変わってしまうものです。


 ワンポイント・アドバイス
ッドについては、ウルトラライトロッドで十分と思いますし、リールは当然スピニングでしょう。
問題はラインについてですが、これはお持ちのロッドやリールの性能、それぞれのアングラーの好みや釣り方により意見の別れるところかと思います。
ベテランアングラーは複数の高性能リールに強さの異なるラインを巻いておき、状況に応じた使い分けをすることもできるでしょうが、初心者や私のようなお小遣いの限られた貧乏アングラーはチープなリールに1種類のラインしか用意できません。(潤沢なお小遣いを使える方は別ですが)
そこで、一万円未満のリールを1つしか当日用意できない場合に限って考えると、3ポンドのナイロンラインの直結が妥当な線(ライン)ではないでしょうか。 
19日のFP佐野では30センチ前後がアベレージサイズのようでしたが、40〜50センチの魚も釣れていましたし、本番直前には大型の特別放流もあるようです。
特に今大会のルールは総重量制ですので、大物を確実に取り込むことで、一発逆転も夢ではありません。とは言え、大物対策に今までリーダーシステムを組んだ経験のない人が下手にリーダーをつなぐのは、ライントラブルが起きたとき時間をロスしてしまいますし、結び方が悪いと結束強度が落ちて逆に切れやすくもなるようです。
そこで、私は扱いやすい3ポンドのナイロンライン直結をおすすめします。ただ、通常4ポンドラインしか使っていない人は3ポンドラインは不安でしょうし、ドラグ性能に自信がない場合はなおさらでしょう。FP佐野の場合、幸か不幸かマッディーな水質なため、どうしても不安な方は4ポンドでも大丈夫かもしれません。
また、リールのドラグ性能が不安な方は最初から弱めに調整しておき、ヒットした魚に合わせてドラグを調整するのがよいでしょう。

。。最後に
のインプレッションは、あくまで初心者から自称中級者(私自身)程度の方に参考なれば幸いと思っています。
また、使用ルアーについてはどれも初めてのものばかりだったので、その感想についてはうまくご説明できません。その点についは他のインストラクターの意見を参考にしてください。
本番は同じ池での勝負ですが、場所によっては日のあたりにくい所があり、約1カ月後とは言え厳しい寒さの可能性もありますので、グローブやアンダーウエアーなどは万全の準備が必要でしょう。魚の活性より人間の活性が落ちたんでは大会どころではありませんから。

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