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 2006/07/15 - 22 道東初遠征
アメマスにレインボー、ブラウン、イトウなど、日本に残されたトラウトの楽園とも言える道東。サケ・マスなど規制やほごされたサカナもあるが、熊にさえ注意できれば、その魚影と自然環境、釣り人のプレッシャーなど世界にも誇れる釣り場である

タックル SMITH トラウティンスピン・マルチュース TRM-70L/5Daiwa Exist 2500・Shimano Dura AR-C 1.2号

ANAの旅行総合サイト【ATOUR】エーツアー タスマニアの釣りに魅せられすぎて、すっかり日本での釣りから遠ざかってしまい。。。
タスマニアの魅力に匹敵する場所を日本でないかと物色し、今回道東への遠征に。いろいろ調べてみると、プロフェッショナルガイドがおり、レイクでのボートフィッシング、釣り人の少なさや自然環境、ブラウンとは違うものの、ルアーにアグレッシブにアタックするアメマスなど、タスマニアのそれに近いではないか。
せっかくの初道東でもあり、釣りと探検を交えた遠征を決行。観光にはもう一つの天気ながら釣りにはまずまずのコンディション。

 2006/07/15 道東へと到着
羽田から2時間弱、知床の窓口である中標津空港に到着。拠点となる屈斜路湖へは女満別の方が近いようであるが、ANA便の都合と途中の立寄地の都合でこちらを選択。レンタカーを借り各地を巡りながら屈斜路湖へ。景色はタスマニアを彷彿とさせる。
今回のベースキャンプは、屈斜路湖プリンスホテル。湖畔にたちガイドのボートは直接ホテルの桟橋に付けることができるので、大変便利である。
 2006/07/16 道東 北部探検
2日目は道東探検北部編。北に向かいサロマ湖方面へ。あえてグラベルロードを選びつつ、自然にディープに入り込む。
↑ダート道路の先の古梅ダム。レインボーが釣れるらしい。リリーパークから能取岬へ。天気は良くなってきた。
サロマ湖近くのワッカ原生花園から自転車で。南は湖、北は海。 夕方はサロマ湖展望台から湖を一望。

 2006/07/17 屈斜路湖 ガイドボートフィッシング
時間 9:00〜16:00 天候 曇時々晴れ
水温 17度〜18度 ガイド Teddy斎藤氏 鱒達に出会う休日inHokkaido
ヒットルアー Browny Torrent(シルバー) 釣果 Moo レインボー2尾 アメマス1尾

おまたせしました。Lurefishing.netですから釣りの情報がメイン。この日は北海道でのプロフェッショナルガイドの草分け、Teddy斎藤氏のガイドで屈斜路湖に初挑戦。
長く屈斜路湖を攻め続け、もちろん豊富な情報を持つ。
もちろんフィッシングガイドであるので、釣りのために十分なガイドをしていただけるのだが、それにも増して、釣りを一つのゲストのエンターテイメントとして位置づけ、より楽しむためのサポートをしてもらえるガイドと感じた。

プリンスホテルロビーに9時集合。ボートランプ等へ車で行くのか?と思いきや、すでにボートはホテルの桟橋に横付けされておりすぐに乗船。タスマニアより随分と効率がいい。


プリンスの桟橋から乗船。最初にはいったのは、ポイントA。天気は曇りながら朝は無風で魚気薄い。
まったくの最初でもあり、いろいろ試し続ける。サカナは沈みがちの様子。岸辺にはエゾジカが。
ときおり、アメマスのフォローが。最初の一尾はMooがレインボーをキャッチ。記念すべき道東初魚。
ポイントBに移動。船上でランチを頂く。釣りの方と言えば、フォローがあるか食いきらない。バイトあるがバラシ続けてると、Mooがゴールデンカラーの綺麗なアメマスをキャッチ。
岸際を叩いているとブラウンを狙っているかのよう。ポイントCに移動。岸際からのフォローが多い。Mooが見事なレインボーをキャッチ。こちらはバラシのみ。。
ガイド時間の実釣6時間を超えて粘るも後が続かずこの日は納竿。Mooの圧勝。↑右の写真は和琴の蒸気噴出口。

 2006/07/18 釧路川 ドリフトボートフィッシング
時間 7:30〜15:00 天候 曇時々晴れ一時雨
水温 15度〜17度 ガイド Teddy斎藤氏 鱒達に出会う休日inHokkaido
ヒットルアー JUNミノー 釣果 イトウ、アメマス、ヤマメ

釣行2日目、Teddyさんのレコメンドにより釧路川で、ドリフトボートフィッシング。昨年のタスマニア釣行レポートをご覧になった方にはおわかりかも知れませんが、タスマニアのガイドのPaulが自作していたドリフトボートにうり二つ。

早朝6時にホテルを発ち、塘路のteddyさんのオフィスに7時半に到着。車を乗り換え左の図の五十石辺りから釧路川にエントリー。釧路湿原を広く緩やかに流れる釧路川をオールで操っていただきつつ、ポイントにルアーをキャストする。

川の流れに乗り、あるいはガイドの操船で流れを押さえながら主に岸際の流れや流心をチェック。メインのターゲットはやはりアメマスながらポイントによってはイトウも。


ドリフトボートの基本形はラフティングボートにシートが組まれたもの。ガイドのTeddyさんが真ん中に、アングラーが前後に座る
見渡す限りの自然の中、キャストをしているだけで、とても心地よい。川はやや濁り気味。ときおりアメマスとおぼしきフォロー。
川の合流地点などめぼしいポイントではアンカーをうち、くまなくチェック。この日の釣果のイトウやアメマスなど、キャッチできたサカナはアンカーしてのヒットがおおかった。
残念ながらビデオ以外に釣果の写真を収めることはでなかったが、ほかでは味わう事のできない素晴らしい釣り体験の一日。ガイドのTeddyさん。ありがとうございました。帰路、遠回りし湿原を横切りながら進むと、4羽の丹頂が。これもラッキー。

 2006/07/19 道東 東南部探検
2日間の釣行を終えて一段落。この日は東南部探検へと出撃。野付半島へと向かうと中標津空港付近でレンタカー故障。レンタカー会社が側でラッキー。30分ほどのロスで回復。その後、野付半島を散策。
霧多布岬方面へ。途中、霧多布の湿原でまたまた丹頂を発見。天気は優れないものの霧多布岬(湯沸岬)は壮観

 2006/07/20 屈斜路湖 ガイドボートフィッシング
時間 8:30〜15:30 天候 曇時々晴れ
水温 15度〜17度 ガイド 引地氏 TAMARISK
ヒットルアー ムラセミノー11cm 他 釣果 YUKI アメマス 5、レインボー1
Moo アメマス 1

さて再び釣行に戻る。ここから2日はガイドが変わり、TAMARISKの引地氏。GIJIなどのレポートや各社のテスターなどで有名な、アングラーでもある。プロのガイドとしてのキャリアも豊富で、Teddyさんに比べると、釣らせる、ピュアなフィッシングガイドという雰囲気。しかし話題も豊富で湖が沈黙する場面でもボート上を和ませてくれる。

やはりプリンスの桟橋から8:30に出船。大型のボートはシーバス船のよう。安定した走り。


この日の最初のポイントはA。やや日差しもあり水温はややたかめ。だんだん様子がわかってきて、トップといえどもやや沈むルアーを中心にキャスト。岸からの浅瀬からドロップオフを中心にチェック。
この日は、追ってくる魚は多いがなかなかヒットしない。ようやくの一尾めはムラセ11cm。すぐにMooにもヒット。
やはりムラセの11cm。金色のアメマスのスポットはエメラルドグリーン。神秘的な美しさを持つアメマスであった
ムラセミノーの泳層がJUST HIT。各色で反応を探る。フォローもバイトも多いが、相変わらずバラシの多さは天下一品。
ランチで一旦ホテルにもどり、1時間ほどの休憩の後、ラスト2時間のスパート。ポイントCからはいり、反応良くキャッチ。
ポイントBに移動すると連発。しかし相変わらずバラシも多い。フォローの数は多いがもう一つ最後の食い気が足らないか、いつものバラシ大王か?
ラスト2時間は高活性の反応に楽しみつつも、バラシに肩を落とす場面も数知れず。夜は、合流したMooの両親とホテルを離れて、ふくろうのねじろで、ディナーを楽しむ。ここは宿泊もできるおしゃれなレストランでお勧め。

 2006/07/20 屈斜路湖 ガイドボートフィッシング
時間 8:30〜14:30 天候 曇時々雨
水温 15度〜17度 ガイド 引地氏 TAMARISK
ヒットルアー ムラセミノー、DENSディープ70 他 釣果 YUKI アメマス10、レインボー2
Moo アメマス1、レインボー1

いよいよ最終日。雲が立ちこめ風で波がたち、こういう時にはタスマニアの癖で、サカナの前に私たちアングラーの活性があがる。
最初に入ったのはポイントC。はじめて10分もしないうちにキャッチ。その後連発。
南にドリフトすると、昨日とうってかわってフォローするサカナは少ないものの、確実にバイトしてくる。バラシ率は1割以下か?
ポイントBでも反応良くヒットが続く。自分より大きなルアーにレインボーがヒット
やはり荒れた湖面は反応が良い、とがんばっているとだんだん湖面が落ち着いてくる。ポイントAをチェック。あまり反応せず、場所を大きく移動し始めてのポイントDは島のシャローからのドロップオフ。北側のEはこの湖の一級ポイントながら反応うすい。
再びポイントBにもどりラストスパート。今日は天候が悪くなる見込みなのでランチを取らずに一気に。
朝の爆釣状態とは行かないものの、後半活性が上がり始め、最後はナイスサイズのレインボー。

右の写真はガイドの引地さんとボートの前で。引地さん、ありがとうございました。あげると巨大なボートはとても釣りやすく安全。次回もまた、宜しくお願いします!


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