釣行レポート>YUKIレポート>2002/04/27 裏磐梯フォレストスプリングス

 
 2002/04/27〜29 裏磐梯フォレストスプリングス
福島県裏磐梯、五色沼や檜原湖、小野川湖そばにある自然湖を利用した管理釣り場。ポンドエリアもある。自然湖では、カヌーやフローターでの釣りが楽しめる。 釣り場情報ページへ

時間 27日7〜16時 28日9〜16時 29日9〜17時 天候
水温 11度〜15度 付記 カヌーによる釣り

釣果 【YUKI】27日:レインボー25 28日:レインボー35 29日:レインボー20 ブルック1
【MOO】27日:レインボー3 28日:レインボー9 29日:レインボー7
ヒットルアー REX DEEPクロキン、K-TEN、SugerSlim、ブラウニー、TWINKLE45、TOMメタリックレッド・黒金・金、アルフ黒・クリーム・銀、レイピア金・銀、他
タックル 【スプーン】
EMERGE RAPIER SPIN 70UL・DAIWA Silver Creek-X 2004C ・VARIVAS SUPER TROUT 3lb
【ミノー】
LUXXE SEVIOS LS-72-L・DAIWA TOUNAMENT-Z 2500SC・VARIVAS SUPER TROUT 4lb

このところ毎年ゴールデンウィークの恒例となった裏磐梯。今年は待ちきれず4月頭に釣行したが湖の氷もすっかり溶けて、いざ本番!ここのお気に入りのポイントはアグレッシブなブラウンなのだが、昨秋あたりからすっかり姿が見られない。。。前回はイワナ・ブルックのオンパレードだったが、今回はレインボーのオンパレード!

2002/04/27
すっかり春の様子の裏磐梯。いつもならあちこちに雪が残る景色も、遠く磐梯の頂きに残すのみ。湖上にでるとさすがに肌寒いが、それでも日が差すと汗ばむ程。
じわじわと暖かくなるこの地方の春はトラウトの適水温を長く保ち例年好機を長く楽しむ事ができるが、今年はこの素晴らしい季節も一気に駆け抜けてしまいそう。
アングラーはそんな事にもすぐ気がつき、4月にはいってからの週末は、すべてのカヌーが出艇しているそう。明日28日はすでにカヌーは予約で一杯。今日が勝負と意気込んで釣行を開始!

前回の釣行で魚が湖の奥目に集まっているのは奥目だと思っているものの、どうもやはりレストハウス前をチェックしないわけにも行かない。朝一はまだボートが数艇とポイントの空きもあるため、まずはレストハウス前からチェック。3投目REXDEEPクロキンにレインボーがヒット(左写真)。その後反応が無く、スプーンにチェンジ。MIUイエローでヒット。後が続かず奥目に移動。
左・右それぞれのワンドにはすでにカヌーがいるため、左側のワンド入り口付近にアンカーを打つ。各所にライズが見られ、それなりに活性は高いがルアーへの反応は低い。ミノーを試すも全く反応せず、やはりアルフカラシ・クリームでヒット。トップから中層までに反応がある。ワンド入り口には相当のレインボーがたまっているよう。

レインボー以外の魚を狙おうと、ミノーにチェンジ。様々なミノーやパターンを試すが反応が無い。シュガースリムクロキンでぱたぱたとヒットするが、やはりレインボーのみ。しかし、ここのレインボーはヒレも回復しサイズ以上の激しいファイトを見せてくれる。
フライは好調のようで順調に釣果を伸ばしているようだが、腕のせいもあるがルアーへの反応はぽつぽつ。
スプーン中心でこの日は午前中はイエロー、午後は銀や金への反応がよかった。

15時を回った頃、一瞬ルアーへの反応が高まった。キャストしたK-TENに着水と同時にアタックしてくるレインボーなど一気に活性が高まる。K-TENやブラウニーなどでしばらく、高活性のレインボーとのファイトを楽しむ。ライズを見つけスプーンをフォールさせるとアタックしてくる。キャスト後ライントラブルで途中のラインが切れてしまいラインを回収している時にヒットしてしまう。。手釣りのやりとりをしていると、MOOから”フライの要領でやったら?”のアドバイス。なるほど、その手があったか。日が傾き始めると、この高活性もすっかり治まってしまった。
カヌーの数がすっかり減ってしまったので、あちこちのポイントをチェックして回ると、やはり左側ワンド入り口近くに相当レインボーがたまっている事がわかった。
なかなかパターンがつかめない中、様々なパターンを試し、一日かけてようやく一つのパターンらしきものを発掘する事ができた。
この日はレインボーのみの釣果であったが、いつもながら素晴らしい魚体とファイトを十分に満喫する事ができた。(左写真はMOOのREXDEEPでのレインボー)

2002/04/28
釣行2日目、今日はすべてのカヌーがでると聞いているため、昨日の状況からみてもあまり期待は出来ない。しかし、昨日ポイントとパターンらしき物を見つけたため、コンディションはさらに厳しくなると思うが、絞り込んだアプローチをすることにする。
いつもなら朝食を取らずに出撃するところ、今日はゆっくりホテルで朝食をとってから出撃。到着すると幸い目を付けていたポイントに余裕があり、アンカーを打つ。
昨日の好調時のパターン、 KTENのスローリトリーブを試す。 実は前回釣行時もREX DEEPのヘコヘコ引きが好調だったが、前回に比べ10度近くも水温が上昇したこともあり、魚はやや上づっているためかDEEP系への反応は薄い。早速、中型のレインボーがヒット。追ってくる魚も見える。MOOがTOMで連続ヒットさせているのをみて、自分もTOMをチョイス。金。これでアベレージサイズのレインボーがぱたぱたとヒット。(左写真)
TOMのカラーをメタリックレッドにチェンジするとこれが好調(左写真)。岸際にはアベレージサイズがたまっておりヒットが続く。また左側のワンド入り口は駆け上がりになっており、ここに大型がたまっておりナイスサイズ&グッドコンディションのレインボーも立て続けにヒット。
いつもならば、11時過ぎにはランチ休憩をとるのだが、13時過ぎまで粘り落ち着くまでずっと同じポイントを攻め続ける。
不思議なもので、相当数のカヌーがでているのだがランチ後戻ると午前中入っていた場所がしっかり空いている。どのカヌーも自分のテリトリーを守っているのかこだわっているのか。はたまた全体的に釣れていて、そこにこだわっているのだろうか。
再びほぼ同じ場所にアンカーを打つ。
午前中と同じパターンのTOMでアタックするが、さすがに反応はおさまってしまったか、ぽつぽつと当たるのみ。スプーンにチェンジし表層から中層を探る。アルフの黒への反応が良く、表層でヒット。プレッシャーのせいか、同じルアーの効果の持続が短いため、こまめにルアーをチェンジ。
MOOもTOM片品スペシャルでぽつぽつとであげていたがREXDEEPでヒット。(左写真)
夕方にかけてはやはりスプーンよりミノーへの反応が高くなり、K-TENのスローリトリーブへの反応がよい。最後にこの日一番のナイスサイズのレインボーがヒットしたが、やはり前日同様、夕マズメの時間になるとここの魚はすっかり落ち着いてしまう。。なぜかわからないがいつものパターンである。

2002/04/29
釣行3日目最終日、この日もゆっくり出撃。今日はカヌーの出艇は4艇と少なく、昨日より広範囲に探れる。しかし魚のたまっている場所はかぎられており昨日と同じ場所が中心。
朝一、同じ場所にアンカーを打ちK-TENでアタック開始。レインボー以外もと様々なパターンで探るが、やはりスローにレインボーのヒットが続く。(左写真)
昨日のプレッシャーが残っているのか、活性は昨日より落ちている様子。昨日のアタリルアーTOMメタリックレッドドやスプーンで数尾追加する。
相変わらずレインボーのファイトは鋭く、アタックまでの鈍重な雰囲気からうってかわって、一旦ヒットすると猛烈なファイトをみせる。
午前中はほぼ昨日と同じポイント周辺を探り、ぽつぽつとレインボーのヒットがある。左奥のワンドが空いているためボートを進めると激しいライズ。虫を狙ってか、あるいは池全体に見られるベイトフィッシュのライズをねらってか、大型のライズも多い。ワンド奥で良型のレインボーをヒットさせランチ。
午後のスタートは、レストハウス前からカヌーをドリフトさせての釣行開始。ウィード際にK-tenをキャストしトゥイッチを入れながらミディアムリトリーブするとストップで激しいバイト。やりとりし寄せてくると良型のブルック(左写真)。ミノーを丸飲みしている。今回最初で最後のレインボー以外の魚であった。
鋭い顔つきと綺麗なヒレと魚体の素晴らしい一尾。

今回一度もチェックできなかった右側のワンドがあいているため、ボートを流す。ライズがあちこちにみれるが、ヒットしない。
岸際からミディアムで引いてくると、ストップでヒット。激しいファイトの末あがってきたのは、良型のレインボー。丸々と太った重たい魚体であった(左写真)。
自分にもMooにもアタリはあるがヒットせず、左側のワンド入り口付近へと戻る

一艘、また一艘とカヌーが減り15時を過ぎると自分らだけに。あちこち回りチェックするがあまり反応は思わしくない。K-ten、シュガー、各種スプーンなどでぽつぽつとあげる。MooはTwinkleグリーンなどでヒットさせているが(左写真)、やはりぽつぽつ。最終日は終了の18時過ぎまで粘るつもりであったが、17時に終了とした。
今回3日間の釣行であったが、いくら混んだと行ってもカヌーからの釣りはのびのびしている。リラックスした釣りを楽しむ事ができ、またいつもながら、ここのトラウトのファイトは素晴らしい。惜しいのは、以前からファンであった裏磐梯のブラウンの姿が一向に見られないこと。自分達の腕によるところでもあるかも知れないが、今回に限らずこれだけ顔を見ることができないのは、やはり相当絶対数が少なくなっているのか?もしそうであれば、ぜひとも復活を期待したいものである。

MOOレポート  前回とはうって変わって、春らしいぽかぽか陽気の中の釣行になりました。
今回の特徴は、あちこちの岸際で、すごい数の10〜15cm程のレインボーの子供がまるでダンスをするように、ぴちゃぴちゃと水面を跳ね回ってたことです。
ファーストヒットは、このチビちゃん。おいおい、そんな小さな身体でルアーにアタックしてくるなよー。
その後、釣果の方は、ほんとにポツポツ。。という感じで、なぜか私には、かわいいサイズばかりでした。でも、小さくても引きはすごいので十分楽しかったですよ。
虫のハッチが山ほど見られ、湖面は穏やか。フライの方は、次々にヒットさせてましたねーそんな中、今回私を救ってくれたのは、TOM。3連続ヒット!なんてこともあったりして。あー、これがなかったら、どうなってたことやら。
次回は、あのチビたちが大きく成長して、また現れてくれますように・・・。

|
|
|
Copyright (C) Lurefishing.net All rights reserved.