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 2001/07/22 橘湖
北海道登別市にある橘湖は、日本で唯一の私有湖である。道路からのアクセスは2山を徒歩で越えるしかなく苦労がつきまとうが、森を抜け広がる湖面を見ると、人里から隔離された素晴らしさにこれまでの行程の苦労も忘れてしまう

時間 9:00〜15:00 天候 晴〜曇〜雨
水温 23度〜24度 付記

釣果 レインボー7尾
ヒットルアー レイピアフィールドゴールド・イエロー
タックル AR Quattro QGS-600・DAIWA Silver Creek-X 2004C ・VARIVAS SUPER TROUT 4lb

昨年だっただろうか、なにかのテレビ番組で、“橘湖”が紹介されていた。素晴らしい景観にひかれて調べてみると、なんと日本で唯一の私有の湖。会員制のレイクである事がわかった。しかし、残念ながらフライオンリー。残念に思っていた。ところが、今年橘湖フィッシング倶楽部さんの話を聞くと、今年からルアーもでき、またビジターにも容易に釣りができる用になったとこと。早速、予約を入れ初釣行となった。話には聞いていたが、駐車場からの道のりは大変な山道。息を切らしながら40分弱の行程である。左の写真は草むらに見えるが、れっきとした橘湖に向かう道である。駐車場周辺や当然湖にも売店などは無いため、事前に調達する事をお勧めする。
湖畔に9時前に到着。この湖には管理人さんがいつも待機している。なんと本日は釣り人は我々2人切りだとか。早速、1艘しかないカヌーを借り釣行開始。カヌーはアウトリガーがあり操船は容易である。湖の大きさは丸沼より一回り小さい程度。最深部は16mと全体的にさほど深くない。従って、7月のこの時期の表面水温は25度に達していた。予想外の高水温である。
管理人小屋から右にカヌーを進め、水温が高い為ボトム中心にスプーンで探る。対岸付近で小さなアタリがあるが、あわせに失敗。直ぐに再びバイトがあり30程度のレインボーをキャッチ。アベレージサイズはこの程度のようである。しかし、殆ど完全なワイルドトラウトで強烈なファイトを楽しむ事ができる
シャローには、多くの魚の姿が確認できる。ライズも多い。しかし、さすがに25度では活性は期待できない。基本的にはボトムからスローでチェックするが、後が続かない。
ライズが多く見られるビーチにカヌーを寄せ、岸からのキャストを試みる事に。
やはりアタリはあるが、なかなかヒットしない。立ち込んでキャストしていると、自分の回りを魚が泳いでいる。。
しばらく、ここでキャストし続けるが、ノーフィッシュ。再びカヌーを出す。
やはりスプーンを沈めてのアプローチだが、リトリーブスピードを変化させた際のバイトが多いようだ
風でカヌーをドリフトさせ湖の各ポイントをチェックする。くまなく探ると、一番反応が良いのが立ち込んでいたビーチ回り。このあたりの沖は、水深が16mと深くまた湧き水がでている。水の流れがあり多少なりとも水温が低いせいか。
いろいろなパターンをチェックすると、どうやらボトムからのスプーンのファーストリトリーブへの反応が良い。
立て続けに、キャッチしたレインボーはアベレージの30クラス。やはり引きはすばらしい。
おまけにボトムで鯉をヒットさせた。
ヒットルアーはレイピアフィールドのゴールド、イエローである
mooにも、すばらしい魚体のレインボーがきた。
15時を過ぎると、ぽつぽつの雨が降りはじめる。夕立か?と甘く見ていると、どんどん激しくなってきた。湖から車への道のりを考えると、これは引き上げた方が良さそうだと、カヌーを管理小屋に向ける。小屋に到着すると、すでに本降り。1時間近く様子を見るが、一向に収まる気配も無く、日が暮れてしまうと、また大変な事になるため、雨の中山越えの帰路についた。
好天でも十分な装備で望む事をお勧めする

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