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 2004/12/27 Arthurs Lake
ガイドにベストレイクを尋ねると、誰もがこのArthursLakeと言う。最もポピュラーでアングラーも多いが、それでも魚は十分アグレッシブ。アベレージサイズも大きく、タスマニアレコードはここであがっている

Arthurs Lakeガイド


時間 9:30〜18:30 天候 雨・雪時々雲 強風
気温 6〜10 水温 13

釣果 【YUKI】ブラウン5 【MOO】ブラウン5
Hit Lure 【YUKI】Jun Tasmania 90F、Suger Minnow Slim 110F
【MOO】SKミノーシルバー、Ty-rex黒金
Attractive Lure
Tackle 【YUKI】Troutin Spin Multyuse TRM70L・DAIWA TOUNAMENT-Z 2500SC ・FIREline 4lb
【MOO】AR Quattro QGS-661・DAIWA TOUNAMENT-Z 2500SC ・FIREline 4lb

長いはずの遠征もあっという間に最終日、日数にすると11日の釣行で、これで少ないと言ったら語弊があるが、数々のアクシデントで集中した釣りが少なかった。そこで当初の予定を変えて最終日もPaulにガイドを依頼。朝起きると荒天。ある意味チャンスだが、しかしこの寒さと雪はやりすぎ。Paulの家で合流しArthusへと向かう。北側にアタックすると決めていたのでJonahから船をおろす。湖面は大荒れ。雨やみぞれ、雪の降る天気に期待しながら寒さに震える身体を奮い立たせる。まずはJonahの小島周りからドリフト。早速Mooに反応がある。こちらは全く無反応。西側の立木からドリフト。立木のプールでヒット。50cmクラスのまるまるとしたブラウンである。
Mooにもヒット。ボート際でフックオフしたがやはりナイスサイズ。荒れた湖面に魚の活性はまずまず
Hawk北側のシャローに移動。湖面は大荒れで大きな波に船が煽られる。Mooに好反応が続くがこちらにはなにもない。
Mooが何度かのバラシの後、ヒット。好調が続いている。
船をHawk東側に移動し、南風に合わせて北に向けてドリフトする。立木のポイントでヒット。これもまるまると太った50cmクラスである。サカナの型が良く、またアグレッシブであるためやり取りに時間がかかる。強い引きと大きな魚体に対応するロッドを持つ右手がしびれてくる。
ここでランチを取り、再度北に向けてドリフト。相変わらずMooには反応が多く、こちらはポツポツ。
ドラグ調整が功を奏し、バラシは少ない。Hawk北のオープンウォータからTumbledownに向けてドリフト。反応は相変わらず良い。
Hawk北側の立木の終わりで好反応のポイント。盛んにルアーを追うブラウンが集まっている。がんがんルアーにアタックしてくる。ここでMooにヒット。これも50cmクラスのブラウン。
すぐにこちらにもヒット。藻に潜られ苦戦するがやはりまるまる太った50cmクラス。
様々なルアーを試すが、今日は荒れた湖面で魚のトップへの意識が強く、シャローをうまく動くルアーへの反応が良い。
すぐに、ヒット。Mooにもヒットでダブルヒットするが、ダブルでバラシ。もう1尾つづ追加し、時間はそろそろ終了時間
夜は、Paulとその家族とディナーをともにする予定なので、早めに終了するつもりだ。このポイントで数度ドリフトし、好活性を楽しむ。ほぼ終了モードだが最後に、ボートをHawk西側に移動し昨日好活性だったポイント付近をかるくチェックすることに。
大荒れの湖面と活性の高い良型のブラウンとのやり取りで体力は限界に近い。最終日に釣り足りないと思っていたら、これでもか、というばかりの湖とサカナ。サービス満点である。
ほとんど終了モードでドリフト開始。この荒天の中ライズがありトップへの反応が依然として高い。ライズになげ反応を楽しんでいると、Mooからヒットの声。このポイント2投目である。絞り込まれる竿に耐えながらランディング。50cmクラスのブラウン。簡単にチェックするつもりがまたまたの好活性。ボートを戻し再度ドリフト。こちらが数投しないうちにまたまたMooにヒット。こちらも50cmクラス。随分なれたやり取りだが慎重にランディング。最後の締めくくりの2連発は花火大会の終わりの日でもあった。ガイドとの釣りは釣りに集中でき釣果も上がるが、相当へとへとになる。さて来年はどんな釣りをすることになるか?

【Fishing Spot】

A:Jonah Bay シャロー。Mooに反応多い。Moo1尾キャッチ

B:Cowpaddock入り口。Mooに反応多い。1尾キャッチ

C:Hawk北側のシャロー。Mooに反応多い。Moo2尾キャッチ

D:Hawk南の岸際。Mooに反応多い。2尾キャッチ

E:Hawk北側からTumbledownシャロー。反応多い。2尾キャッチ。

F;Hawk西側シャロー。Moo2尾キャッチ


MOOレポート 
やたら寒いなぁと思いながら車を走らせると、まさかの雪。でも、こんなときにPaulのガイドはほんとに頼もしい。昨日の夕方の比ではない荒れた湖に颯爽と出ていく。さっそくとびかかるようなアタリが次々!今日のブラウンはすごいぞ。何度も惜しいアタリを外し続け、ようやくヒット。Paulのアドバイスでドラグを緩めているため、ボートの下にブラウンがぐんぐん潜り、やっと引き上げたと思うと今度はエレキに巻き付く。あまりに重くて思わずあきらめて手を離したくなるが、なんとか耐え続けた。ふーっ。ファイトの疲れと興奮、寒さで手が震えてしばらくトゥイッチも満足にできないほど。。
ランチ後も荒れ模様は続き、まるで海。波の高さと高活性にこれはシーバス船だったか?と思ってしまう。
・・・というすごい状況なのに、なぜか急に激しい睡魔が。。。リトリーブしながら一瞬意識が遠のき、ふっと我にかえるとなんとロッドがしなってる!?ボートで寝るのは得意だけど、寝ながらヒットさせてしまったのは初めて。ちょっと恥ずかしいけど。
止まらない高活性に時間もあっという間に過ぎてしまう。バラシが続きしばらくヒットのないまま今回ももう終わりだなぁと思いをはせつつ、最後のポイントに行くとなんとすぐにヒット!!みんなからアドバイスと励ましの声を受けながら、無事ランディング。Arthursからの贈り物。めちゃめちゃうれしい。興奮さめやらぬまま再びキャスト。2投しただけでガンッとロッドが深く引き込まれる。慎重に慎重に引き上げる。こんなに続けてヒットしたのも初めて。驚いたー。しかも、最後というときに。
ずっと闘い続けてる感じの1日にもうすっかりへとへとになりながらも、大満足の最終日だった。
キャビンに帰ると今日もおいしそうにリンゴをかじるポッサムの姿が。ポッサムにもすごいブラウンにも来年まで会えないと思うとなんだかさみしい。。。


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