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Lake Echoガイド

Bronte Lagoonガイド

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なんと、もう6日?確か日本を出発したのが2日だからもう4日目。まったく早いものである。今日は目覚ましがなる前に車のバック音で目がさめる。時計を見ると7時。8時半には少し早い。クリスは8時半には到着しないだろうから、さらに早い。でも、目がさめたので起きることにしよう。カーテンをあけ、グレートレイク側に目をやると一面の霧。そう言えば朝は結構霧が出るんだった。だから、こちらの釣り開始時間はおそいのか?霧が深いので曇りのように見えるが、太陽が十分あがるとすっかり晴れてしまう。それもいつもの事だったように思う。昨晩、夕食をとらなかったせいか、そう思っているせいか、少し腹が空いたように思う。ポットにミネラルウォータを入れ、湯を沸かしコーヒーを入れる。今日はトーストは2枚にしよう。きっとそんなに腹は空いていない。

Lake Echo

さて、今日はどこにいくとしようか。もう明日でここでの釣りも終わるので、選択が難しいが、もういちどオーサーズに行きたい気もするし、新しい湖、たとえばセントクレアにも足を伸ばしてみたい気もする。

やはり、彼が到着したのは9時過ぎ。。無事女の子が生まれて喜んでいる。。なにか彼としては初めての子だったようで、そうするとあの2人の子は?
ま、良くわからないけれど、めでたいということである。準備をしながら、昨日までのことをいろいろ話をし、“実は2つ問題がある。1つは日曜に同行してくれた彼の車に、お土産をわすれてしまった。もう一つは、昨日までのランチにチキンが入っている”
と告げると、“忘れ物は多分預かってきた。”と。よかったよかった。どうやって受け取ったかは判らないけれど、とにかく良かった。ランチを取りに言ったクリスがなかなか戻らなかったのは、きっとチキンを外してくれていたのだろう。

さて、今日は新しい湖に足を伸ばす。30分ほど南にくだった、LakeEcho(レイクエコー)に行く事に。
途中、小さな町(町といってもタスマニアの町は店が1軒あるか無いかである)に立ち寄る。クリスがタバコを買いたいそうだ。結局、禁煙には成功していないらしい。

レイクエコーはこの時期、ガムビートルが多くトラウトのライズが多く見られるらしい。またオーサーズのように立ち木も多く、ストラクチャーも豊富だそうだ。少しレインボーもいるようであるが、ほとんどはブラウンだということ。狭い道を何台もの木を運ぶ大型トラックとすれ違いながら、レイクエコーに到着したのは、11時少し前。昨日の同じペース。オーサーズを一回り小さくしたサイズの湖で、水はクリア。通常より10mほど水位が下がっているそうだ。
確かにガムビートルは多い。早速発見し捕まえてみる。12月とは色が違う用である。聞くと、時期により色が変わるらしい。この時期は薄いグリーンからグレーといった感じである。

ボートを下ろし、ライズや浮いている虫を探しながらポイントを探る。相当な量のガムビートルが浮いているのが見えるが、トラウトのライズが無い。“これはどういう事だろう?”と彼は言うが、こちらもわかるわけも無い。水温は18度。少し高め。やはり雨が降っておらず、水位が下がり、且つ水温が高いとなるとなかなか厳しいだろう。

とりあえず、立ち木の中にボートを進め今日のフィッシング開始。立ち木が込み入っているポイントで、相変わらずの晴天がカバーされて、なかなかよさそうなポイント。

まずは、昨日までのヒットルアーであるKTENから試す。数投目でブラウンのチェイスがある。
まずまずのサイズだったが、ヒットにはいたらず。その後も小型を中心にチェイスは数多くある。しばらくすると、無数の魚がルアーにアタックしてくる。とても小さく、ブラウンではなさそう。その内の1尾がルアーに食らい付き、あげてみるとレッドフィンパーチ。トラウトが捕食する魚である。写真を撮ろうとすると、そのまま逃げてしまった。

その後も、チェイスは数知れず。ルアーサイズのブラウンもチェイスしてくる。ブラウンの子供にもパーマークはあるという事が良くわかった。
小型のブラウンとのチェイスを楽しんでいると、ようやく本命の1尾をキャッチ。立ち木の間の影をトレースし、ストップ&ゴーでトゥイッチを入れたときに、ゴンと来た。45cmとまずまずのブラウンである。ルアーはKTEN。
今日は幸先がいいと思っていたら、後が続かない。チェイスはあるが、小型ばかり。1尾間違ってフックさせてしまった。虐待である。

場所を変え、ウィンドレインに集まる魚を狙ってキャスト。RexDeepをファーストで探っていると、今回1のサイズのブラウンがチェイス。しかし惜しくもフックせず。

その後もあちこち場所を移動するも、チェイスやフォローさえなく、湖を変えることに。ちなみに、クリスはノーフィッシュ。
さて、ボートを上げ次の湖へ移動。といっても何処へいくかは決めて居ない。とりあえず、戻る方向へと車を走らせる。途中、有名なロンドンレイクの前を通る。人造湖だそうだが、見た目はネイティブそのもの。周りに柵がめぐらせてあり、少し違和感はある。










Bronte Lagoon


その少し先にあるBRONTE LAGOONに立ち寄る。クリスは少し様子を見たいよう。しばらく様子をうかがっていると、いくつかライズが見られる。“ここでやってみるか?”というので、少し考え試して見ることに。

この湖は、オーサーズと並び有名な湖だそうで、サイズは大きくないものの、魚の数は豊富であるらしい。湖はエイダを一回り大きくしたくらいで差ほど大きくはない。

ボートを下ろし、早速ポイントに移動。ランプより奥の南側である。エコーは相当風が吹いていたが、ここはほとんど無風。気がつくと雲がかかってきており、なかなか良いコンディションである。
ポイントに到着すると、あたり一面ライズの嵐。これは期待十分である。これだけライズしているのであるから、サーフェースに注意が向いていると思い、スプーンで開始。。
しかしなんの反応もない。さまざまなスプーンを試す。言い忘れたが、ここもブラウンがメインで、レインボーも少し居るよう。やはりブラウンにスプーンはいまいちか?と、

KTENにチェンジしても反応なし。チェイスすらない。ライズはまだまだ続いている。プリラやTOMなどトップでよさそうなルアーすべて試すが何も起こらない。

そのうちに、クリスにブラウンがヒット。沖目でもライズが始まりそちらに移動。丁度ウィンドレインである。そこをしばらく流す。
あらゆるルアーやあらゆる手段を試すが、まったくだめである。クリスは続けざまにヒットさせている。なかなかのサイズのブラウンや50cmオーバーのレインボーまで上げている。“ここでこんなサイズのレインボーは見た事が無い”とクリス。それは良かった。こちらはなんの反応も無い。突然、強い風が吹き始めると伴に、ライズがとまる。
それでも数尾クリスは上げている。この数十分で6尾あげてしまった。。なぜだろう?何かがおかしいけれど、なにをやってもだめである。ドリフトしながら釣っていたので、岸に近づき別の場所に移動。しかしやはりだめである。気がつくと既に6時半。
2日続けて夕食にあぶれるわけにはいかないので、残念ながら終了となった。

結局、今日はブラウン大小1尾づつとレッドパーチ1尾の釣果であった。レイクエコーはチェイスも多く,十分楽しめる。しかし、BRONTEはなぜだめだったのか、良くわからないまま答えを得ずして終わってしまった。。






この日の釣果:レイクエコー
ブラウン2(45、20)、レッドフィンパーチ
ヒットルアー KTEN チャート

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